JTBとAirbnbは、11月1日、新たな旅行体験市場の開拓を見据えた業務提携覚書を締結した。プロモーション・地方創生・旅行体験を機軸とした事業連携をスタートする。
今年6月の住宅宿泊事業法施行にともない、法整備を含む事業環境が整う中、「交流創造事業」を軸に新たな価値を創出・発信するJTBと、「暮らすように旅する」をコンセプトに旅の在り方の変革を目指すAirbnbが、日本の旅行体験市場の活性化について共感し、業務提携を通じて新たなサービスを提供していくことについて合意。
同取り組みを通じ、両社は相互に連携し、新たな旅行体験市場の創出を推進し、旅を軸とした社会の発展に貢献していきたい考え。
主な協業項目は以下の三つ。
1.JTBが運営するツーリスト・インフォメーション・センターでのプロモーション活動
-JTBが保有または運営するリアルなタッチポイントであるツーリスト・インフォメーション・センターを活用したAirbnbホスト・ゲスト向けプロモーションの実施等
<事業展開事例>
JTBが運営する心斎橋エリアのツーリスト・インフォーメーション・センターにおいて、11月1日よりAirbnb専用デジタルサイネージの導入を開始し、訪日外国人を対象としたAirbnbの認知向上およびタビナカでの間際需要への対応を行う。
2.地方創生に関する協業
-イベント民泊や地域の魅力開発・発信に向けた連携等
3.旅行体験市場の開拓に資する新たな事業・サービスにおける協業
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