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「レスキューホテル」が千代田区PCR検査に出動

株式会社デベロップは、コンテナホテルの特長を活かした災害対応ソリューション「レスキューホテル」の3例目の有事出動として、東京都千代田区内に開設されたPCR検査専用の仮設診療所における検査体制強化のため、本日2020年6月23日から出動する。

2020年4月の長崎クルーズ船内における新型コロナウイルス感染拡大対策としてのレスキューホテル初の有事出動は、その迅速な配備や居住性などが政府・自治体等関係者に高く評価され、その有用性を広く知らしめることとなった。同出動を契機に、有事のインフラとしてのコンテナ活用に関する様々な検討が活発化している。

緊急事態宣言が解除され経済活動が再開される中、医療体制を強化し第2波にいかに備えるかが重要テーマとなっている。今回の出動は、地域のPCR検査体制強化にレスキューホテルを活用する、6月15日より運用開始した東京都三鷹市PCR検査センターでの利用に続く2例目となるもの。

2020年4月24日に広場にテントを設置して開設された東京都千代田区の九段下仮設診療所では、これまでに約150件の検査が行われてきた。今回、一部テントを撤去し、レスキューホテルの2客室を診療用および医療従事者控室用として使用することで診療環境を改善し、夏季や冬季を通じて問題なく診療活動が行える体制を整備する。2021年3月までの使用を予定しているという。

レスキューホテルとは、デベロップが開発・運営するコンテナホテルの移動性やフレキシビリティを活かし、平時にはホテルとして運営される客室を、災害など有事の際に被災地などにすみやかに移設し、地域の人々に利用してもらうソリューションの名称。

レスキューホテルには、車輪のついたシャーシ上にコンテナを配置したまま運営される「車両型」と、コンテナをシャーシから下ろし、地面に固定して運営される「建築型」があり、今回出動するものは「車両型」となる。

出典:デべロップ

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