ハイアットリージェンシー東京(東京都新宿区)は2月8日、一部のレストランやショップ、プールを3月31日をもって閉店すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響によるインバウンド需要の大幅な減少が原因。
閉鎖するのは、施設内のレストランやプールなど以下の7施設。
- 日本料理「佳香」
- 鉄板焼グリル
- 鮨「みやこ」
- ブラッスリー「Vicky’s」
- ラウンジ
- ペストリーショップ
- プール
2021年4月以降は、ブラッスリー「Vicky’s」で提供しているアフタヌーンティーと、ペストリーショップで販売しているケーキ、焼菓子、パンなどの一部は「カフェ」にて提供する。プールは新型コロナウイルス感染拡大の影響などによりすでに休業しており、3月末まで再開の予定はない。
これにより同ホテルの飲食施設は、中国料理「翡翠宮(ひすいきゅう)」、バー「オードヴィー」、カフェの3店舗のみとなる。バー「オードヴィー」は1月8日から当面の間、休業している。同ホテルホームページでは「長年にわたり、皆様にご愛顧いただきましたこと心から感謝申しあげます。」と感謝の意を伝えている。新規の開店予定は現時点で未定とのこと。
ハイアットリージェンシー東京は、都内各所への利便性が良いことに加え、自然豊かな新宿中央公園に隣接する恵まれたロケーションで人気がある。客室数は、スイートやリージェンシークラブの客室77室を含む全746室。1980年にホテルセンチュリーハイアットとして開業。2度の名称変更により、現在の名称となっている。
ハイアットリージェンシー東京:館内営業施設のクローズについて