株式会社アコーディア・ゴルフは、2024年12月に受け入れ予定の外国人技能実習生の入国後講習を、MRM合同会社が運営する入国後講習施設「成田・ホスピタリティ・アカデミー」において開始した。同施設は千葉県成田市に所在し、マイステイズ・ホテル・グループの監修のもと、2023年6月に開校した外国人技能実習生向けの研修施設である。これまでに204名の実習生が講習を修了し、同グループのホテルに配属されており、今回初めて同グループ以外の受け入れ先向けに講習を実施する運びとなった。
アコーディア・ゴルフは2018年から外国人技能実習生を積極的に受け入れており、今回の技能実習生16名（ミャンマー国籍）は、11月6日から12月6日までの約1カ月間にわたる入国後講習を経て、同社のゴルフ場に配属される予定である。講習では日本語や生活マナーといった法定講習に加え、観光や日本文化の体験、ゴルフ場に関する座学や見学も含まれるプログラムが用意されており、主にコースのセッティング、メンテナンスなどのコース管理業務の習得を通じてお客様に最高のプレー環境を提供することが期待される。
成田・ホスピタリティ・アカデミーは、外国人技能実習生や特定技能外国人の受け入れ先としてサービス業界での実績が少ない現状を受け、外国人材を積極的に活用する受け入れ体制を整えるべく開校された施設である。研修環境としてプライバシーを重視した個室を提供し、冷暖房やミニ冷蔵庫、トイレ、バス、Wi-Fiなどを完備している。さらに、施設内のランドリールームやコミュニケーションを深めるためのBBQテラス、周辺の生活利便施設や観光名所が整っており、実習生が快適かつ効率的に学べる環境を提供している。
アコーディア・ゴルフは2003年のブランド創設以来、年齢や性別を問わず気軽に楽しめるスポーツ・レジャーとしてゴルフ環境を提供してきた。現在、全国で173のゴルフ場と26の練習場を運営しており、国内第1位、世界第2位の規模を誇る。これまで米国PGATOURチャンピオンズやトーナメントの開催実績があり、今後も世界一のゴルフ運営会社を目指し、事業を推進していく方針である。