観光庁は「全国旅行支援」について、2023年1月10日から実施すると発表した。最大の支援額は最大7,000円に見直しとなる。
割引率は20%に変更
「全国旅行支援」とは、新型コロナウイルスの影響により落ち込んだ観光関連事業者への支援を目的とした国の観光需要喚起策。10月11日から開始している現行の全国旅行支援では、国内旅行を対象に1人1泊あたり最大8,000円の旅行代金割引と、飲食店や土産物店などで使えるクーポン券を最大3,000円分配布している。
現行の全国旅行支援は12月28日チェックアウト分まで。新しい全国旅行支援は2023年1月10日から割引内容等を見直した上で再開する。
現行制度からの割引率の変更は以下のとおり。
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現行 |
1月10日~ |
割引率 |
40% |
20% |
割引上限 |
交通付旅行:8,000円 |
交通付旅行:5,000円 |
クーポン券 |
平日:3,000円 |
平日:2,000円 |
現在の旅行代金の割引率は40%だが、再開後は20%に引き下げられる。割引上限額も引き下げとなっており、宿泊と交通機関での移動がセットになった交通付旅行が1人1泊あたり上限5,000円、交通付旅行以外は1人1泊3,000円となる。(日帰り旅行は1人1回3,000円)
飲食店な土産物店などで使えるクーポン券については、平日1人3,000円から平日1人2,000円へ引き下げ。休日のクーポン配布額は1人1,000円のままとなった。
実施期間については、2023年1月10日からとしているが、実際の開始時期については自治体の準備が整い次第される。東京都をはじめ、1月10日からの再開を発表している自治体もあるため、確認してみてほしい。
終了時期については国から都道府県に配分した予算がなくなり次第順次終了。各地で観光の閑散期となる来年3月まで実施できる見通しとのことだ。
なお、来年1月10日から再開される全国旅行支援だが、既存予約分は割引対象外としている。
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