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山形県飯豊町「がまの湯温泉 いいで旅館」が自己破産へ 負債約3億8千万円

山形県の温泉旅館「がまの湯温泉 いいで旅館」の運営会社が新型コロナによる業績の悪化などにより自己破産の準備に入ったことが分かった。

1950年創業の同社は、1990年に山形県飯豊町で温泉旅館「がまの湯温泉 いいで旅館」の運営を始めた。その後、ソバや地元食材を使用した郷土料理を提供する飲食店を開業するなど事業を拡大。なかでも山形県産酒米「出羽の里」と米麹、山形酒酵母、飯豊の水を使用して作った「どぶろく」は高い評価を得た。

2012年12月期の売上高は2億4千万円に上り、2016年には「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の特別賞「日本の小宿」に選ばれた。2020年9月には温泉設備をリニューアルし、宿泊だけでなく日帰り利用の客も受け入れていた。

出典:がまの湯温泉 いいで旅館

しかしながら景気低迷などを背景に観光客が減少し、厳しい経営が続いていた。最近は新型コロナの感染拡大によりさらに経営が悪化、ことし5月からは休業していた。

帝国データバンク山形支店によると、同社は14日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったという。新型コロナウイルス関連倒産で、負債は約3億8千万円の見込み。

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