ユニバーサル･スタジオ･ジャパンは、世界初の任天堂をテーマにした新エリア、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を、２０２１年２月４日にグランドオープンすると発表した。オープンに先駆けて、エリアの最新映像や世界初となる「マリオカート」のアトラクション一部を１１月３１日、初公開した。
「マリオカート」をテーマにした世界初のアトラクション、『マリオカート ～クッパの挑戦状～』は、現実世界にいながら、まるでマリオのようにゲームの世界に全身で飛び込める最新のライド・アトラクション。ゲストはゲームで慣れ親しんだ「マリオカート」に実際に乗り込み、ハンドルを握って、夢に見たレースのスタートを迎えることになる。ドリフトやスピンをしながらコースを滑走するゲストの真横を、マリオやルイージたちのカートがすり抜けていく白熱のレース展開に、ゲストはゲームの世界に入り込んだことを実感できる。
このアトラクションでは現実世界に「マリオカート」の世界を生み出すため、ARやプロジェクションマッピング、スクリーン投影映像などの最新技術や特殊効果を利用した舞台セットが用意されている。レース中は、ゲスト自身でアイテムボックスからゲットしたこうらを投げて敵を撃退、マリオやピーチ姫とともに一位の座を競ってコースを突き進む。乗るたびに体験が変わり、誰もが等身大で楽しめる全く新しい「マリオカート」体験となっている。
また、エリアのシンボルのひとつで、「マリオカート」のアトラクションが入る「クッパ城」の内部もあわせて初公開した。石造りの壁で囲まれた荘厳な雰囲気の城内には、尖った鉄柵や、重々しい鋼鉄の扉、訪れた人に威圧感をも与える巨大なクッパの石像が中央に飾られた大階段など、独特の重厚感あふれる造りでゲームの世界を忠実に再現している。圧倒的な迫力とスケールを全身で感じ、ゲストはアトラクション乗車前からワクワクする体験を、このクッパ城で味わうことができる。ライドアトラクション、「マリオカート ～クッパの挑戦状～」はこの城の最深部に位置する。
「スーパー・ニンテンドー・ワールド」は、マリオの世界を象徴するピーチ城やクッパ城、人気キャラクター「ヨッシー」のライド・アトラクション、レストラン、ショップなどはもちろん、実際に自分の全身を使って、飛び、ブロックを叩き、コインやアイテムを集めることができるなど、ゲームの楽しみを詰め込んだエリアとなっている。
来年２月４日の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」のグランドオープニングは、開業２０年の節目を迎えるユニバーサル・スタジオ・ジャパンにとって、記念すべきアニバーサリーイヤーの幕開けとなる。