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観光庁がユニバーサルツーリズム促進事業を公募

観光庁は、ユニバーサルツーリズムの普及促進を目指し、多様なユニバーサルツアーの商品化促進に向けた事業を実施し、旅行会社やDMO、観光協会などユニバーサルツアーの造成に関わる企業や団体を募集する。

 
ユニバーサルツーリズム促進助成金
観光庁の4月19日の発表によると、「ユニバーサルツーリズム促進に向けた実証事業」に取り組む企業・団体を、5件程度選定し、選定された企業・団体には事業実施期間内に日本国内で開催する新規ツアー商品に対し、その準備費用の一部を負担する。
・募集団体は、
旅行業者、交通事業者、DMO、観光協会等でユニバーサルツアー商品を企画・販売が可能な企業・団体。
・募集期間は、
すでに募集開始されており~5月31日(木) まで。
・事業実施期間は、
本年6月下旬~来年2月末日を予定。
・助成金
選定された企業・団体には1件あたり100万円程度(税込額)、合計500万円を上限として、ツアー造成のための事前調査や広告、人材育成に関する費用等について、本事業実施期間内に開催するユニバーサルツアーの商品造成に向けた準備費用を負担する。
 
詳細は、観光庁ウェブサイト、応募要領等を参照のこと。
 
ユニバーサルツーリズムとは
ユニバーサルツーリズムとは、すべての人が楽しめるように創られた旅行であり、高齢や障害の有無にかかわらず、誰もが安心して参加出来る旅行のこと。
日本国内が高齢社会となる中で高齢者や障害者への配慮を、観光立国として外国人向けまでを含めて展開できるかどうかが大きな課題と言える。
観光庁は2017年2月に策定された「ユニバーサルデザイン2020行動計画」を受けて、ホテル旅館などの宿泊施設、旅行会社、観光案内所等で従事している観光関係者が「心のバリアフリー」を実践できるように接遇マニュアルを作成するなど、2020年東京五輪を見据えた対策を打ち出し宿泊施設を含めたバリアフリーの推進を促している。

[関連記事]「東京パラリンピックに向けてー観光庁、宿泊施設のバリアフリー促進事業」(2018/04/09)

 

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