世界最大の旅行プラットフォーム「トリップアドバイザー」は、優れたサービスを提供する施設に与えられる「2019年エクセレンス認証(Certificate of Excellence)」の認定施設を発表。日本全国の宿泊施設、観光施設、レストラン5,673軒を認定した。
1,558の宿泊施設認定、東京・京都・北海道が認定数トップ3
出典:トリップアドバイザー
今年で9年目となる「エクセレンス認証」は、トリップアドバイザーに掲載されている施設の中で過去1年間に優れたホスピタリティーを提供していると旅行者から高く支持された宿泊施設、観光施設(観光名所・ツアー含む)、レストランに授与される世界指標の認証。
今年、全世界のトリップアドバイザーに掲載されている830万軒の施設のうち認定を受けたのは1割未満の施設で、日本では1,558の宿泊施設、2,418の観光施設、1,697のレストランの合計5,673軒が認定を受けた。さらに、5年連続で認定を受けた日本の施設は1,856軒となった。
トリップアドバイザー株式会社代表取締役の牧野友衛氏は以下のコメントを寄せた。
「一貫して素晴らしいサービスを提供している施設に授与されるエクセレンス認証は、国内のみならず世界の旅行者にとって施設を選択したり、予約をしたりする際に大変参考になる指標となっています。これからも、トリップアドバイザーは、旅行者の皆さんの頼れるパートナーとして様々なサービスを提供してまいります。」
認定施設数が最も多かった上位10の都道府県は昨年とほぼ変わらず、東京都、京都府、北海道、沖縄県、大阪府、神奈川県、長野県、福岡県、兵庫県、広島県となった。
また昨年と比べて認証施設数の伸び率が高かった上位5の都道府県は、愛媛県、秋田県、富山県、島根県、京都府となり、旅行者からの評価が高まっていることがわかる。
出典:トリップアドバイザー
「エクセレンス認証」は、4月1日から3月31日までの1年間に旅行者がトリップアドバイザーに投稿した口コミの評価点と数に基づき独自のアルゴリズムを使用して選定。
「エクセレンス認証」を獲得するには、トリップアドバイザーのバブル評価で 5段階中4 以上の総合評価を維持していること、一定数の口コミ数を獲得していることのほか、トリップアドバイザーへの掲載期間が 1年間以上である必要がある。認定施設は年に1回、5月下旬に発表される。
エクセレンス認証の認定を受けたトリップアドバイザーの掲載施設は、トリップアドバイザーの掲載ページに「Certificate of Excellence(エクセレンス認証)」バッジが自動的に表示される。
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