10月24日未明、北海道音更町のホテルで客室の一部を焼く火事があった。
火事が発生したのは、帯広駅から約20分の場所にある「十勝川温泉第一ホテル豊洲亭(ほうしゅうてい)」(鉄筋コンクリート6階建て、24室)。
24日午前2時過ぎ、4階の客室外側のテラスが燃えているのを部屋に泊まっていた客が気付き、ホテルに通報した。この部屋には5人の宿泊客がいたが、駆け付けた従業員により火はまもなく消し止められたためケガはなかった。
燃えたのはテラスの木製の床の一部とテーブルやイスなどで、付近の電線にショートした跡があることから、とかち広域消防局や帯広署は漏電の可能性があると見て調べている。
当時ホテルには隣接する「豆陽(とうよう)亭」(84室)を含む266人の宿泊客がいたが、ロビーに避難し全員無事だった。