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西武ホールディングズ 保有するホテルなど40施設を売却 1,000億円超え規模

7月16日。西武ホールディングス株式会社が、保有しているホテルなど40施設の売却を検討していることが判明した。売却総額は1,000億円を超すとみられている。

売却の候補に挙げられているホテルは、北海道の「札幌プリンスホテル」や滋賀県の「びわ湖大津プリンスホテル」、東京都の「ザ・プリンスパークタワー東京」など。さらにホテルだけでなく、ゴルフ場やスキー場といったリゾート施設も売却対象となっている。

売却の背景にあるのは、新型コロナウイルス感染拡大だ。コロナ禍で同社の主力事業である鉄道やホテルは大きな打撃を受けており、今回の資産売却で収益を確保し、低迷する業績を回復させる狙いがあると見られている。

売却後も、運営自体は西武ホールディングスが担う予定だ。不動産の所有と運営を分けることでコストをカットするこの手法は、「ノンアセット経営」と呼ばれる。海外のホテルチェーンで広く採用されているが、日本ではまだそれほど広まっていない。

所有と運営を分離するメリットは、運営側が不動産を所有しないので債務を抑えられる点にある。リスクを回避してオペレーションに集中できるため、サービス内容の向上が期待できるのだ。コロナ禍で業績不振が続くホテル業界で、今後この流れは加速していくと思われる。

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