株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツは、SDGsへの取り組みの一環として「エコプロジェクト2023」を実行すると発表した。
今年の夏も電力需給のひっ迫が予想される中、同社は電力を使わずに涼を得る日本の伝統的な「打ち水」による涼を取り入れ、全グループホテルでの節電対策、さらには手軽な涼グッズを用いた接客を計画している。その目指すところは、省エネルギーと環境共生の実現、そして地球環境への貢献である。
また、電力供給のひっ迫が懸念される今夏、全19ホテルでパブリックスペースのエアコンの冷房設定温度を通常時よりも1℃上げる節電対策を実施する。一般的には、エアコンの設定温度を1℃上げることで消費エネルギーを約10％削減できるとされている。今年はこの節電対策を3日間にわたって行い、更なる節電効果を目指す。
この期間中にホテルを訪れるお客様には、電気を使わずに涼感を得られるひんやりタオルを提供する。ホテルを訪れた先着100名（ロイヤルパークホテル・横浜ロイヤルパークホテルでは150名）のお客様には、チェックイン時にこのタオルを手渡す。
このプロジェクトを通じて、ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツはSDGs目標No.7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」ならびにNo.13「気候変動に具体的な対策を」への貢献を目指している。このように、ホテルの運営だけでなく、社会的な課題に対する解決策を提供することで、持続可能な社会の実現へ貢献する活動がある。