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JR西日本ホテルズ、夏のSDGs Monthでサスティナブルな「涼」を提供

JR西日本ホテルズを展開する株式会社ジェイアール西日本ホテル開発は、世界環境デー(6月5日)からクールアース・デー(7月7日)を含む8月31日までの期間、グループ13ホテルで「JR西日本ホテルズ 夏のSDGs Month」としてさまざまな取り組みを行っている。期間中は、地球環境に配慮し、地域と共生しながら、地元食材や規格外食材を活用したサスティナブルなメニューを提供する。それによりホテルは、暑い夏でもお客様が快適に過ごせるよう、「涼」を感じるおもてなしを行っている。

(出典:JR西日本ホテルズ

取り組みの一環として、使用済みコーヒーの抽出後の粉を骨組みの一部に利用したサスティナブルうちわの配布を行うほか、ブランドカラーをモチーフにした花火デザインで地域とのつながりを表現している。さらに、クールアース・デーである7月7日を中心に打ち水を実施し、地面の温度を下げて涼しさを演出する。省エネルギー対策として、夏至やクールアース・デー、夏の省エネルギー総点検の日の夜間には、ホテル内の冷房設定温度を通常より1℃上げる取り組みを行い、約10%の電力削減を見込んでいる。また、従業員によるエレベーターの使用制限や照明のこまめな消灯など、館内全体での省エネを徹底している。

(出典:JR西日本ホテルズ

これらの活動はホテルグランヴィアを含むグループ各ホテルで実施され、地域ごとに特色を生かしたサスティナブルメニューや涼を感じる催しが用意されている。例えば、ホテルヴィスキオ京都では京都産パールコーンのアイスや余剰ケーキを活用したスイーツ、ホテルグランヴィア大阪ホテルグランヴィア和歌山では地元産のお米を使った冷やし茶粥、ホテルグランヴィア岡山では岡山県産白桃のパフェ、ホテルグランヴィア広島では広島米のブラマンジェなどが提供される。

(出典:JR西日本ホテルズ

このほか、THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection奈良ホテル梅小路ポテル京都などでも、規格外の果物や地元食材を活かしたオリジナルメニューが展開されており、各ホテルでさまざまな形の「涼」を楽しめる。さらに、チェックイン時に冷たいおしぼりやウェルカムドリンクを提供するなど、訪れた人が快適に過ごせる工夫を凝らしている。

(出典:JR西日本ホテルズ

JR西日本ホテルズではこのほかにも、使用済みの廃食用油を原料とした生分解性ストローの導入や歯ブラシの切り替えを進め、食品廃棄物の抑制と削減に取り組んでいる。宿泊によって排出されるCO2をオフセットできる宿泊プランの販売や地域と連携した持続可能な観光プランの展開、従業員へのSDGs研修などを通じ、サービスの一貫性と質の向上を図っている。

JR西日本ホテルズは「街とともに生きるホテルとして、未来のために、今、私たちができること」をスローガンに掲げ、地域の歴史や文化を大切にしながら旅の魅力と人々のつながりを創出し、持続可能な開発目標の達成に貢献する取り組みを今後も年間を通じて展開していく方針である。

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