北海道函館市のホテル万惣は、2023年7月5日、館内レストラン・函館ダイニング「蔵祭」のお刺身コーナーをリニューアルし、新メニュー「万惣おさかなマルシェ」を導入した。これにより、「低利用魚」の提供を開始する。
低利用魚とは、規格外のサイズや一般的な認知度が低いなどの理由で市場に出回りにくい魚のことである。当ホテルは地元の若手漁師集団「ハコダテフィッシャーマンズ」および海産物卸問屋の「福田海産株式会社」と協力し、これらの魚を使用する。
当ホテルの総支配人 近藤啓之は、この取り組みによって、未開拓の函館の海の幸をお伝えし、サステナブルな漁業の一端に貢献できることを期待している。また、このプロジェクトはオリックス・ホテルマネジメントの「地域共創プロジェクト」の一環であり、地域と運営施設の長期的で安定的なファン作りと地域活性化を目指している。