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札幌で独自の宿泊割引『サッポロ冬割』が実施 1月中旬より 

北海道札幌市の秋元市長は、新年最初の会見で新たな観光需要喚起策『サッポロ冬割』の実施を予定していると発表した。

サッポロ冬割では、1人1泊5,000円が支援される。新型コロナウイルス感染拡大への影響を考慮し、対象は道民に限定するという。実施は今月中旬からの見通しだが、正式な開始日は今後の感染状況を踏まえて決定される。

気になる感染対策だが、秋元市長は会見で、昨年複数のクラスターが発生したすすきのなどの繁華街や、感染時のリスクが高い高齢者施設を中心に、予防を狙いとしたPCR検査を進めていく方針を掲げた。

また、東京オリンピックのマラソンおよび競歩の会場が市の「札幌大通公園」となっていることについて、秋元市長は「観客の入れ方はこれから検討していく」としながらも、「(マラソンや競歩は)野外の協議なので密をある程度できれば感染対策になると思う」と述べ、実施に対し前向きな姿勢を示した。

札幌市では昨年11月頃から新型コロナの感染者が急増し、政府のコロナ対策分科会の提言を受けて「GoTo」からの除外措置および市民への旅行自粛要請が出されていた。いまだコロナ収束の見通しは立たないものの、秋元市長は今年の一字として「望」を挙げ、「希望に満ちた年にしたい」と新年の抱負を述べた。

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