株式会社サンケイビルと株式会社リアルゲイトが、ニューノーマルな働き方の実現を後押しする協同プロジェクトを開始する。千代田区東神田及び中央区日本橋久松町に位置する、ゲストハウス型ホテル2棟をスモールオフィスへコンバージョンし、コロナ禍での多様な働き方に対応したワークスペースとする。2021年3月竣工予定だ。
このプトジェクトは、サンケイビルが展開するゲストハウス型ホテル「GRIDS」シリーズのうち2棟を、オフィスへとコンバージョンする。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、働き方や、また宿泊需要が大幅に変わるなか、今般のコロナ禍における新しい生活様式のニーズに対応を目指す。少人数でも働けるようなスモールオフィスへと変え、企業の縮小オフィス移転ニーズや急変するワークスタイルに適応する「ワークプレイス」の提供を行うものとなる。
本プロジェクトの企画・設計・運営管理業務などはリアルゲイトが担う。これまでも、ホテルやマンション、倉庫、商業施設等の用途から、シェアオフィスなどのワークプレイスへのコンバージョンの実績を持つリアルゲイトが、企画、設計、運営管理に至るまで一気通貫で手掛ける。
本計画の2棟は、2020年11月より内外装・屋上のコンバージョン工事を実施している。開業は2021年3月を予定している。
■「WORK EASY」をコンセプトに
コンバージョン対象となる2棟は、2020年8月末まで「GRIDS秋葉原」、「GRIDS日本橋イースト」の名称で、ゲストハウス型ホテルとして世界各国の旅人を受け入れてきた実績を持つ。これまで多くの旅人の緊張を和らげ、リラックスした空気を提供してきたホテルの歴史を承継し、「WORK EASY」をコンセプトとしたワークプレイスを創りたいとしている。
GRIDS秋葉原、GRIDS日本橋イーストはそれぞれ、ただ働くだけの場所ではなく、働く場所が憩いの場所となるような、温かく、ゆったりと、EASYなワークスタイルを実現するワークプレイスへと生まれ変わる。