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ロイヤルホテル、DX認定事業者に認定:デジタル技術で新たな価値を創出

(出典:株式会社ロイヤルホテル

株式会社ロイヤルホテルは、2024年9月1日付で、経済産業省が定めるDX認定制度に基づき「DX認定事業者」として認定された。DX認定制度は、2020年5月に施行された「情報処理の促進に関する法律」に基づき、経済産業省が策定した「デジタルガバナンス・コード」の基本事項に対応し、経営ビジョンの策定や戦略、体制の整備など、DX推進の準備が整っている事業者を認定する制度である。

ロイヤルホテルは2019年から、業務プロセスのデジタル化や効率化、さらには顧客とのコミュニケーションの強化を目的にデジタライゼーションを推進してきた。具体的な取り組みとして、社内管理部門へのRPA導入やホテル運営部門のシステム改修、社内ポータルサイトや人事システム、ブライダル用サイト、レストランのPOSシステム、ホテル製品のECサイト、CRM顧客管理システムの開発などが挙げられる。これらの取り組みにより、DXの基盤が整備され、2023年12月には「デジタル技術を活用して、いかにお客様や社内に新たな価値を提供するか」を課題とし、中長期的な変革を目指してDX推進室を発足させた。以来、AIを有効活用した新規PMS導入に向けた基盤整備や、DX人材の育成など、今後のDX展開に向けた準備を着実に進めている。

今後もロイヤルホテルは、デジタル技術を活用した業務変革を進めるとともに、ホテルの原点である「あたたかいおもてなし」「おいしい料理」「心地よい空間」を実現し、顧客体験価値の向上に努めていく方針である。また、これにより全てのステークホルダーに対して価値を創出し、提供を続けることで、持続的な成長を目指している。

(出典:株式会社ロイヤルホテル

ロイヤルホテルは、1935年に大阪政財界の「賓客のための近代的なホテルを大阪に」という想いから誕生した「新大阪ホテル」(現リーガロイヤルホテル大阪)をその起源とする。1990年には「リーガロイヤルホテルグループ」として国内外にホテル展開を拡大し、これまでに国賓をはじめ、国内外の顧客を迎え入れてきた。そして2025年には創業90周年を迎える。ロイヤルホテルは、「人を、地域を、日本を、世界を、あたたかい心で満たしていこう」というパーパスのもと、ホテル事業を通じて人と人との交流を支え、あたたかい心を人から人へ広げることで、企業価値の向上と持続可能な社会の実現に挑戦している。

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