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菅首相、臨時医療施設・品川プリンスホテルを視察

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により全国的にホテルや自宅で療養を行う人が急増する中、8 月 16 日、菅首相が東京都内の品川プリンスホテルに設置された臨時医療施設を視察した。

官邸ホームページより

首相は視察後の会見で、新型コロナウイルス デルタ株による急激な感染が拡大する状況において、中和抗体薬が軽・中等症者の重症化を 70 パーセント防ぐと発言。この中和抗体薬が今後の対策として重要になると述べた。また、首相は全国の約 1,000 の病院にて 4,000 人に投与したところ、多くの患者が回復したと報告を受けているとした。

この薬を多くの患者に届けられるため、病院に限らず幅広くホテルなどでも対応できるよう、小池都知事やホテルの協力の元、品川プリンスホテルの中に投薬ができる臨時の病床、医療施設が設置されたと強調。
政府は薬の量を十分に確保しているとし、このようなホテルを、投与できる臨時の医療施設として、全国の拠点にも整備していくとしている。

新型コロナウイルス感染症患者が爆発的に増加する中、全国各地、特に東京都で、医療現場の逼迫が懸念されている。首相は患者の重症化を何としても防いでいくためにも、東京都と連携しながら、医療体制を構築していきたいと述べた。

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