国内で 6,400 室のホテルを運営するホテル経営会社、株式会社ホテルマネージメントジャパン(東京都渋谷区恵比寿)が、国内で運営する国内グループホテル 21 施設の内、オリエンタルホテル、オリエンタルスイーツ、ホテル オリエンタル エクスプレスを含む全 15 施設をチェーンブランド化し、新たなブランドとして「オリエンタルホテルズ&リゾーツ」を立ち上げ、展開していくと発表した。
「オリエンタルホテルズ&リゾーツ」のブランド コンセプトは、ホテルそのものが「独自性のある滞在体験の提供」と、「エリアを巻き込んだ独自性のあるデスティネーション」となることだ。株式会社ホテルマネージメントジャパンは、それぞれの地域にある、まだ世に知られていないスポットや観光体験、観光資源などの文化や魅力を、ホテルが見つけて活かすことで、ホテルのみならず、地域の活性化につながるとしている。
オリエンタルホテルは、明治期に港町・神戸にできた日本初の西洋型のホテルだ。ブランドホテルチェーン化の狙いとして、オリエンタルホテル代表取締役の荒木 潤一氏は、かつてのオリエンタルホテルが神戸の地で築いたエリアにおけるホテルの価値を継承しつつ、全国に位置する各施設において、『独自性のある滞在体験』を提供することで、エリアの新たな発見や感動、価値をお届けし、選ばれるホテルチェーンブランドとなることを目指していく、とリリースで述べている。
神戸メリケンパークオリエンタルホテルほか、ホテル オリエンタル エクスプレス 東京蒲田、沖縄ハーバービューホテルなどがブランド傘下となる。