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第100回夏の甲子園開催直前!西宮のホテル出店・客室在庫状況

甲子園への出場をかけて各都道府県で夏の高校野球が熱戦を繰り広げている。8月5日~21日にかけて開催される第100回の記念大会となる全国高校野球選手権大会、夏の甲子園。開催地の兵庫県西宮市のホテル出店・客室在庫状況とは。

兵庫県西宮市ホテル出店・客室在庫状況
メトロエンジンリサーチによると、兵庫県西宮市には宿泊施設が17、部屋数にして553が提供されている。新設予定のホテルは確認できなかった。

出典:メトロエンジンリサーチ

上記のグラフの通り、客室の在庫は甲子園が開催される8月5日~21日の期間において、ツインが若干の空室があるもののシングルは完全に底をつく状況となっている。これは甲子園ファンで観戦を一人で泊りがけで見にくる人が多いことを示していると言えるだろう。
夏休み期間の甲子園開催期間以外についても稼働率は80%を超える見込みだ。ただし、9月以降の客室在庫は増加する見込みで、阪神タイガースが球場を使用しなくなるプロ野球のシーズンオフを含めた通年を通した顧客の獲得が課題と言えるだろう。

ホテルヒューイット甲子園
同市内では、「ホテルヒューイット甲子園」がダントツで客室数が多く、212室で西宮市全体の客室数の38.3%と約4割を1施設によって占めている。
1992年に開業した同ホテルは開業から2002年までは「甲子園都ホテル」、2002年から昨年の9月まではアコーホテルズとのフランチャイズ契約により「ノボテル甲子園」の名称で知られていた。現在はホテル運営会社のコアグローバルマネジメント社がホテルの運営権を取得している。
シティホテルでウェディングなども開ける同ホテルは、メトロエンジンリサーチのレビュー分析によると、平均的に高い評価を得ているが、特に甲子園球場に隣接し阪神甲子園駅から徒歩2分のアクセスの良い立地や夕食への評価が高くなっている。また、同ホテルはユニバーサルスタジオジャパンのアソシエートホテルにもなっている。本年の8月1日からは甲子園の開催に合わせて、新館もオープンする予定。

同市は、以西の瀬戸内海沿いの岡山県や広島県において西日本集中豪雨により大きな被害が出ており、被災地支援の拠点としても重要な役割を果たしている。猛暑日が続く中、高校球児も災害支援も、熱中症に十分注意の上で活躍してもらいたい。

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