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南紀白浜「IoTおもてなしサービス実証」にアドベンチャーワールドが参加

顔認証を活用した「IoTおもてなしサービス実証」に、アドベンチャーワールドが2019年4月19日から参加する。「IoTおもてなしサービス実証」で登録した顔情報やクレジットカード情報を用い、チケット売り場に並ばずに、専用の入口でのファスト入園とキャッシュレス決済によるチケット購入を行う。

顔情報を用いた、キャッシュレス決済によるファスト入園

出典:アドベンチャーワールド

アドベンチャーワールドの参加により、白浜を訪れる顧客の旅行動線での「IoTおもてなし顔認証サービス」が更に充実することになり、白浜での滞在を、より楽しく、より快適に過ごせるという。

NECは、AIやIoTを活用した同実証を通じ、観光客やビジネス客の利便性を向上させ、南紀白浜エリアでのおもてなしサービスによる地域経済の発展を支援する。

まず初めに、自宅スマートフォンのWebブラウザまたは和歌山県・南紀白浜空港の到着階にあるQRコードから、顔情報とクレジットカード情報などを登録。

登録完了後は、ホテルや商業施設、テーマパークなどに設置されたカメラから顔情報を検出し、登録された個人を特定することで、各種出迎え業務や、ホテルの客室の解錠、テーマパークでのファスト入園やチケット購入時の決済、さらに商業施設でのショッピングや飲食店利用時の決済などが自動で行えるなど、利便性を高めることによる観光客の満足度向上を目指す。

また、マーケティング分析(「属性推定実験(性別/年齢層)」や「移動経路分析実験」)も実施し、各施設での効果的なキャンペーンやデジタルサイネージ広告に利用。なお、実証期間中は、おもてなし機能や安全・保安機能を順次強化する予定だという。

アドベンチャーワールドでは、利用者プロファイルに基づくファスト入園やチケット購入時における決済の実証を4月19日から開始する。

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