沖縄県の那覇市では、新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けた観光産業を支援するため、市内宿泊施設の料金割引と、土産物店での買い物や観光に利用できるクーポンの発行を2万泊(2万セット)を上限に、10月11日から配布している。
宿泊施設の料金割引は、上限を5000円として料金の90%が割引される。 5000円の宿であれば、利用者の負担額は500円という破格のキャンペーンだ。こちらはクーポンの発行はなく、利用時に宿泊料金から直接割り引かれる。予約はキャンペーン専用のwebサイトから行う仕組みだ。
一方、クーポン券は2種類のタイプがあり、観光体験用のクーポンが1000円×2枚=2000円分。土産物店と観光体験の両方で利用できる共通クーポンが1000円×2枚=2000円分、計4000円分のセットが2万セット発行される。どちらも1000円以上の会計で、1枚使用できる。
10月31日までは那覇市民を優先して予約ができる。宿泊予約期間は2021年10月8日から12月17日までだ(クーポンは2022年1月31日まで)。なお、団体での宿泊は同居家族に限定される。また1人につき1泊までの利用が原則だ。
11月以降は県民まで対象を拡大し、同居家族以外との利用では「ワクチンの2回接種」か「PCR検査等による陰性証明」の提示が条件となる。
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