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長崎のバスツアーでクラスターが発生 乗客20人が感染

長崎市を発着地とする県外へのバスツアーで、新型コロナウイルスのクラスター感染が発生していたことが12月27日に判明した。

バスツアーは、12月22日から24日にかけて二泊三日行われた。12月28日時点で、、乗客33名のうち、20人の感染が確認されている。このうち、長崎市内に居住しているのは12人。

感染が発生したバスは、長崎交通局がツアーを企画する旅行会社に依頼され、1台の貸し切りで運行していたものだった。2人の乗務員に対してはPCR検査が行われ、陰性という結果が出ている。

ツアー中は、日本バス協会が定める感染防止のガイドラインに基づき、乗車中の飲食や大声での会話を制限するなどの対策をとっていたとのこと。

なお、今回のバスツアーが政府の観光需要喚起策「GoToトラベル」事業の対象であったかどうかは不明だ。

12月28日、長崎県内では新たに18人の新型コロナウイルスの感染が確認された。これまでの累計感染者は584人。政府の分科会が示した感染状況の6つの指標に照らすと、「感染者の急増」を表すステージ3の段階に達している。

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