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【取材】大江戸温泉物語の温泉リゾートホテル『TAOYA木曽路』4月15日リブランドオープン

大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社(以下、大江戸温泉物語)は、同社が展開する、オールインクルーシブの温泉リゾートホテル「TAOYA」ブランドから、【TAOYA木曽路】が4月15日にオープンしたことを発表した。

古くから行き交う旅人を温かく迎え入れてきた宿場町の旅籠(はたご)に着想を得て「現代的旅籠 Timeless Kisoji-Modern」をデザインコンセプトに、和モダンな温泉リゾートホテルにリノベーションしたという。オールインクルーシブの導入や接客などのソフト面も磨き上げており、「ゆったりと、たおやかに。」非日常のひとときを満喫できる。

本記事では、TAOYA 木曽路の特徴やリブランドの経緯などについて、大江戸温泉物語に取材を行った。

▷ 公式サイト:https://taoya-kisoji.ooedoonsen.jp/

――― まず、「TAOYA木曽路」がどのような宿泊施設か教えていただけますか

TAOYA木曽路は、大江戸温泉物語が2019年から展開している温泉リゾートホテル、【TAOYA】ブランドの6つ目のホテルです。

TAOYAブランドは、「ゆったりと、たおやかに。」をコンセプトにしており、宿泊料金に様々なサービスを含めたオールインクルーシブ形式を取り入れています。具体的には、食事時のアルコール、朝食時のスパークリングワイン、暖炉ラウンジでのドリンクなどが含まれており、支払いの煩わしさなど日常を忘れてゆったりとたおやかにお過ごしいただけます。

▷ オールインクルーシブの詳細: https://taoya-kisoji.ooedoonsen.jp/news/19105

▲ロビー

また、5省庁の後援を受けて開催されている「温泉宿・ホテル総選挙 うる肌部門 中部エリア」において、2022年、23年と2連続1位を受賞している温泉の泉質にも定評があり、内湯・露天風呂が設けられた大浴場で南木曽の自然を感じながらお寛ぎいただけます。

非日常的な空間とお墨付きの泉質で、温泉旅の醍醐味をお約束します。

――― どのような経緯でリブランドオープンすることになったのでしょうか

▲縁覚の湯 露天

消費者が温泉旅行の宿を選定する際、料金帯毎にどんな価値を求めるかの自社調査を実施した結果、料金に伴いご提供する価値に違いを持たせることで、従来の大江戸温泉物語利用者のみならず、認知未利用者および、将来的には未認知未利用者の利用も喚起ができると考えました。

そして、全国35の温泉宿を従来型の「大江温泉物語」ブランド(スタンダードシリーズとPremiumシリーズの2シリーズ展開)と温泉リゾートホテル「TAOYA」ブランドの2つのブランドに分類しました。

【TAOYA】ブランドは、従来タイプの宿よりも約1万円程度宿泊料金が上がっても「非日常のひと時を過ごしたい」、また、そのひと時を具現化するサービスがある宿を求める層に向けて作られています。

TAOYAブランドにリブランドさせる宿の選定基準のひとつに「絶景を楽しむ温浴施設を有しているか」というものがあり、TAOYA木曽路(旧ホテル木曽路)には、南木曽の山々を望む開放感溢れる露天風呂があること、また泉質への評価も非常に高く、この基本価値にその他の価値を付加することで魅力をアップし、「非日常のひと時」を過ごしたい層への要求に応えることができる、と判断したため、リブランドオープンに至りました。

▲縁覚の湯 内湯

――― リブランドオープン後はどのような客層を想定していますか

「非日常のひと時」を過ごしたいと思ってらっしゃる全ての方、具体的には、50代以上のご夫婦、母娘(母50~60代、娘20~30代)などを想定しております。30代以上の落ち着いた女性グループ旅などにもご利用いただきたいです。

とは言え、お子様用の浴衣や歯ブラシをご用意するなど、ファミリーや3世代旅行にもご利用いただける「ほっと落ち着く、安心のサービス」でお迎えしたいと思っています。

―――おすすめの過ごし方を教えてください

▲星空テラス

TAOYA木曽路周辺は豊かな自然と妻籠宿を代表する歴史ある見どころが共存しています。江戸時代の宿場の雰囲気を堪能する妻籠宿内の散策は歴史に触れるだけでなく、映える写真も撮れるので若年層の方にもおすすめです。

神秘的な水の色に息を飲む柿其渓谷や阿寺渓谷沿いはマイナスイオンを浴びながら散策、夏は水遊びなども楽しめるので、アクティブに過ごしたい方にもご満足いただけます。

車で約1時間と少し足を延ばしていただければ「開田高原」など動物に触れあえるスポットもあるので、夏休みの家族旅行にもおすすめです。

ファミリーや女子旅、のんびりと散策を楽しまれたいシニアの方など、TAOYA木曽路を旅の拠点に思い思いの楽しさを見つけることができる宿です。

――― 最後に、今後の意気込みを教えてください

▲暖炉ラウンジ

2019年4月の「TAOYA志摩(三重県)」のオープンから約5年。途中にコロナ禍という我々宿泊業にとって未曾有の危機を経験しながら、「この未曾有の事態終息後に復調するであろう旅行需要にお応えするために大江戸温泉物語としてできること」を模索いたしました。

消費者調査の分析、お客様の声を読み解き、提供サービスや料金設定を仔細に検討しながら、2023年からTAOYAブランドの本格展開を開始いたしました。

TAOYA木曽路はそのTAOYAブランド6つ目のホテル、甲信越地方初出店のホテルとなります。TAOYAブランドになる、イコール宿泊料金が上がるということは、ハード面の充実のみならず、ソフト面でもこれまで以上にお客様に求められることも多く、また求められる前にお客様のご要望を察することで、初めて料金に見合った宿泊価値体験をご提供することになる、と考えました。

約5カ月の休館と大規模なリニューアル工事と並行し、スタッフは全国の大江戸温泉物語の宿に派遣され、おもてなしスキルの研鑽に励んでまいりました。

TAOYA木曽路の不動の魅力である泉質とその泉質を楽しむ大浴場、暖炉ラウンジや星空テラス、和モダンルームなどの新しい設備、そしてオールインクルーシブ。形ある、目に見える魅力でTAOYA木曽路を満喫されるお客様に「本当に、非日常のひと時を過ごせた」と思っていただけるよう、スタッフのおもてなしを最高のエッセンスに、TAOYA木曽路のみならずTAOYAファンのお客様を増やしていければと思います。

また、南木曽を含む南信の魅力はまだまだ伝わっていないと感じております。周辺の魅力も発信して南木曽エリアにお客様を呼び、地域経済や観光の発展に微力ながら寄与していきたいと考えます。

TAOYA木曽路にご期待ください!

■「TAOYA木曽路」概要

所在地        :長野県木曽郡南木曽町吾妻2278
総客室数     :90室(定員343名)
宿泊料金     :23,500円(税込)~ ※1室大人2名利用時の1名料金
アクセス
→  各線名古屋駅から
 ◆  車で約1時間50分
 ◆  電車でJR中津川駅まで約50分(中津川駅から無料送迎バスで約40分)
 ◆  電車でJR南木曽駅まで約1時間30分(南木曽駅から無料送迎バスで約15分)

→  各線長野駅から
 ◆  車で約3時間
 ◆  電車でJR南木曽駅まで約2時間(南木曽駅から無料送迎バスで約15分)

ご予約方法
  →  電話          0570-090268  (9:00〜19:00)
  →  公式サイト  https://taoya-kisoji.ooedoonsen.jp/

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