一般社団法人 南三陸町観光協会が、南三陸町内で宿泊施設を運営する 3 施設にて、宿泊施設で提供する食事などのフードロス削減に取り組む宿泊プランを 10 月 1 日から提供する。同日より始まる 食品ロス月間 に合わせる形となる。
地域内の宿泊施設は、漁師と宿を兼業している施設も多く、新鮮な食材を楽しむために毎年多くの旅行者が訪れる南三陸町。協会によると、豊かな食材を楽しむ人が多い一方で、たくさんの料理を結果食べきれず残してしまったという声も多く聞こえてくるという。
そこで南三陸町では、10 月の食品ロス月間に合わせて提供する料理の量を減らし、ゲストが無理せずおいしく食べ切れる「おいしく食品ロス解消プラン」の販売を始める。
同プランを提供する施設は、地域内で企画に賛同した宿泊施設 3 施設だ。10 月 1 日から、宿泊キャンペーンの終了時まで提供開始される。
日本でも注目度の高い持続可能な開発目標（ SDGs）の目標 12、「つくる責任つかう責任」でも、フードロスは示されている。
協会は、「フードロス」を 1 つの宿泊施設の問題としてだけでなく、地域全体の課題として解決に向けて取り組んでいく必要があるとして、食品ロスという社会課題の認知を向上させつつも、旅をしながら無理なく課題解決に参画する機会を提供する。
同プランの予約は、南三陸町観光協会公式予約サイト「みなたび」（https://minatabi.good-travel.info/）から行うことができる。