レベニューマネジメントツール「メトロエンジン」や、メタサーチに特化した自社予約エンジン「メトロブッキング」をホテルなどの宿泊事業者に提供するメトロエンジン株式会社（東京都東京都品川区）が本日、ウェブでの在庫管理など レンタカー事業運営をサポートする「メトロコンダクター」の新機能として ダイナミックプライシング 機能（価格管理機能）の提供を開始した。国内で初のケースとなる、レンタカー事業者向けのダイナミックプライシングだ。
メトロエンジンが、同社の強みである高精度の需要予測を活かしてレンタカーのダイナミックプライシングを推進し、日本のレンタカー事業者の戦略策定をサポートする。
今回日本初提供となったレンタカー事業者向けのダイナミックプライシング 機能では、事業者は規模や営業地域、ニーズや課題に基づき 3 種類のモード（「レートチェックモード」、「マニュアルモード」、「オートプライスモード」）から合うものを選択できる。この機能を導入することでレンタカー事業者は需要予測に基づいた販売価格の設定が容易になるだけでなく、複数の OTA サイトの在庫まで一気通貫で管理できるようになる。
「レートチェックモード」では、各 OTA の競合店舗の販売価格を一覧表示でき、自社の価格決定のための調査を効率的に実施できる。
「マニュアルモード」では、通常、各OTAにより操作方法が異なるために複雑に感じられていた販売価格の管理が、メトロコンダクター上で簡便に行えるようになる。
「オートプライスモード」では、競合店舗の販売価格や貸渡日までのリードタイム、残在庫数を基に店舗独自のルールを設定。価格設定の自動化を行うことができる。