メトロエンジン株式会社 のレンタカー事業者向け在庫コントロールおよび料金コントロールをサポートするツール「メトロコンダクター」が、スズキレンタカー北海道を運営する株式会社カーポイントビック（北海道札幌市）に正式導入された。 DX を推進するカーポイントビックは、複数 OTA サイトの在庫の自動調整、一括調整の機能を搭載したツールを利用したレンタカー事業の運営方法を実現するため、今回「メトロコンダクター」の導入を決めた。
「メトロコンダクター」はダイナミックプライシングサービスを提供するメトロエンジン株式会社（東京都港区）が展開するツールで、導入企業に在庫管理機能と価格管理機能を提供し、ビジネス目標の実現をサポートする。
このツールの在庫管理機能では、OTA サイトの予約状況に応じて、適切な在庫数の調整や販売停止をかけることができる。在庫数を適切に調整することで販売機会損失の削減を実現し、また販売停止によりオーバーブッキングリスクを低減する。この在庫管理機能により、売上向上とサービス安定が可能になるほか、複数の OTA サイトでの繰り返しの登録作業を一括で行えるため、業務の効率化にもつながる。
また同ツールの価格管理機能では、料金テーブルからの振り返りや、今後の販売戦略などに役立つレポート作成まで、料金コントロールだけではないレンタカー事業にマッチしたレベニューマネジメントを実現。天気やイベント情報などのビックデータを基に AI （人工知能）が需要を予測し、最適な価格を算出するダイナミックプライシングの機能も搭載している。
事業者の作業効率を向上させ、販売機会を最大化に貢献するツールとなっている。