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マリオット・インターナショナル、オールインクルーシブのポートフィリオを倍以上に拡大

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マリオット・インターナショナルは9日、カリブ海、中米、メキシコにリゾート施設を所有する サンウイング・トラベル・グループのホテル部門、ブルー・ダイヤモンド・リゾーツとの長期契約により、当社のオールインクルーシブポートフォリオを大幅に拡大する計画であると発表した。

Royalton Antigua Resort & Spa

この契約により、マリオットはカリブ海、中南米など6つの場所に19のフランチャイズリゾート、合計7000室近くの客室を追加。2025年までにオールインクルーシブ部門においてマリオットのポートフォリオは、2倍以上となる33施設に拡大する。カリブ海にあるアンティグアや西インド諸島の島国セントルシアにもは初進出するこの計画により、マリオットは世界のオールインクルーシブ・リゾートのトップ10入りを果たすことが期待されている。
契約に至るこれらのホテルの大部分が、ことし半ばまでにマリオットのブランドである、オートグラフコレクションへのリブランドされる予定だ。

今回の契約に関しマリオット・インターナショナルのグローバル開発・デザイン・運営サービス担当グループプレジデント、トニー・カプアーノ氏は、「サンウィング・トラベル・グループと協力し、新たにセントルシアとアンティグアという2つのレジャーリゾートに進出できることを嬉しく思う」と発言。カリブ海と中南米でオールインクルーシブを求めるゲストに、より多くの選択肢を提供できることが楽しみだと述べた。

マリオット・インターナショナルは2019年8月に複数のブランドによるオールインクルーシブのサービス提供を開始し、コスタリカ、バルバドス、メキシコに9つのホテルを所有。また、メキシコ、キュラソー、ドミニカ共和国、ジャマイカ、ブラジルではさらに5つのホテルを計画中だ。

近年、日本でも増えてきているオールインクルーシブのリゾート。食事やアルコール、飲み物が宿泊料金に含まれていることで、滞在中は料金を気にすることなく過ごすことができる。日本でもさらに様々な形態の宿泊施設が増えることにより、ゲストの選択肢が広がることを期待したい。

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