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【京都市】濃厚接触者向けの宿泊助成を1泊2,000円に増額へ

京都市は新型コロナウイルス感染症の家庭内感染を防止するため、濃厚接触者に支援している宿泊助成金の上限について、1泊あたり500円から2,000円に引き上げると発表した。

助成額引き上げで制度利用を促す

京都市では新型コロナウイルス感染症の家庭内感染を予防するため、新型コロナウイルス感染症患者と接触の可能性があるとして検査の対象となった人などが宿泊施設への宿泊を希望する場合に、宿泊施設の斡旋を行う。

宿泊施設の宿泊費や付随するサービスは基本的に宿泊者の自己負担となるが、市が一部を助成。これまで1泊あたり500円(14泊分まで)を助成してきた。それが今回、9月1日以降の助成額を1泊あたり2,000円(14泊分まで)に引き上げると発表。

斡旋は同市が旅行業者を通じて行っており、1泊3,000円~5,000円の宿泊施設が紹介されているため、実質半額程度の助成となる。助成額を引き上げることで、より多くの人に活用を促したい考えだ。

●事業概要

■対象者

以下の条件をすべて満たした人

1.京都市内に居住している

2.新型コロナウイルス感染症患者と接触の可能性があるとして検査の対象となった人(濃厚接触者を含む)、またはその同居者

3.新型コロナウイルス感染症の検査結果が陰性であること(検査対象者に限る)

4.発熱および席などの呼吸器症状など、新型コロナウイルス感染症を疑う症状がないこと

■費用負担

宿泊施設のあっせんおよび宿泊施設への宿泊、その他宿泊に付随するサービスの費用負担はすべて宿泊者の自己負担

【2021年8月31日までの宿泊】

上記対象者が同制度に基づく宿泊施設を斡旋された場合、自己負担した額のうち、500円/泊(14泊分まで)を同市が助成

【2021年9月1日以降の宿泊】

上記対象者が同制度に基づく宿泊施設を斡旋された場合、1人1泊2,000円(14泊分まで)を同市が助成
※ただし宿泊費が1人1泊2,000円を下回る場合は実費

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