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京都市内宿泊施設の回復傾向: 2023年6月の稼働率と外国人客数の分析

(出典:京都市観光協会

京都市観光協会はデータ月報(2023年6月)を発表した。ホテル統計の対象施設数は111軒、旅館統計の対象施設数は26軒であった。

京都市内主要ホテル111施設の2023年6月の客室稼働率は72.2%で、前月から4.3ポイント減、前年同月に比べ22.2ポイント増であった。6月は閑散期であるため、例年通りの推移となった。コロナ禍前の2019年同月に比べても7.6ポイント減に回復している。

日本人の宿泊数は前月から20.6%減であったが、外国人延べ宿泊数は前月から4.5%増となり、特に中国からの宿泊者数が回復傾向にある。外国人延べ宿泊数の国・地域別構成比では、アメリカが最も多く、次いで中国、台湾が続いた。

平均客室単価は前年同月から37.0%増、2019年同月からは17.8%増であった。客室収益指数も前年同月から97.8%増、2019年同月からは6.6%増となった。市内主要旅館26施設の稼働率は74.2%で、前月からは僅かに減少したが、前年同月やコロナ禍前の2019年同月と比べて増加していた。

今後の客室稼働率の予測値は、7月が60.9%、8月が64.8%、9月が71.4%であり、当面は60%~70%前後で推移する見込みである。韓国・台湾方面からの便の座席数が先行して回復しており、中国方面からの便の座席数も増加傾向にある。

以上のデータから、京都市内の宿泊施設における稼働率や外国人客の回復傾向が見て取れる。特に、外国人宿泊客数の回復はコロナ禍前の水準に近づいており、今後の動向が注目される状況である。

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