熊本県は、新型コロナウイルスの感染悪化を理由に停止していた宿泊割引「くまもと再発見の旅」を10月1日より再開すると発表した。
くまもと再発見の旅は、新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが低迷する県内の観光産業を支援するため、熊本県が実施する宿泊割引事業。 県内の感染状況がステージⅢに悪化したことを受け、8月1日から地域クーポンの利用を停止。さらに8月3日からは既存予約の割引も停止となっていたが、今回、ステージ2まで感染状況が落ち着いたことで再開する運びとなった。
当事業では、1万円以上の旅行費の場合、平日および日曜の宿泊で1人1泊5000円、土曜日および年末の宿泊では3000円が割引となる。1万円未満の旅行費では一括して半額の割引だ。ただし、八代市など豪雨被災地域では曜日に関わらず、1万円以上の旅行商品で5000円、1万円未満の旅行商品で半額が助成される。さらに税込6000円以上の旅行プランを購入した人には、1人1泊当たり2000円分の地域限定クーポンが配布される。
なお、感染拡大防止の観点から、当事業を利用して団体で旅行する場合は、同居人を含む4人以下のグループなければならない(家族であれば5人以上も可)。
当事業の予約は2021年10月1日より再開し、12月31日まで受け付ける。また、宿泊利用期間は2021年10月15日からとなっている。
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