熊本県内での新型コロナウイルス感染者数増加を踏まえ、熊本県は国に対し、「まん延防止等重点措置」の適用を要請した。まん防 要請に伴い、熊本県民向けの旅行割「くまもと再発見の旅」を停止する。
熊本県内の感染が急速に拡大する中、県が国に対し「まん延防止等重点措置」の適用を要請したことを踏まえ、熊本県は「くまもと再発見の旅」を停止すると発表した。
既存予約の取扱いについては、1 月 24 日 0 時以降の旅行(宿泊、日帰り)について助成を停止する。新規の予約については、1 月 13 日 0 時以降停止している。
地域限定クーポン券については、1 月 25 日 0 時以降のクーポン券の利用を停止する。
年始より、沖縄や東京、大阪などだけでなく、全国的に新型コロナウイルスの感染者は急速に拡大している。「Go Toトラベル」キャンペーンが停止されたままの状況の中、それぞれの「県民割」を実施してきた自治体も、そのキャンペーンを見直したり、停止したりする県が増えている。
たとえば、兵庫県は 17 日、実施中だった隣接する府県と連携した旅行 宿泊割引キャンペーンで、20 日以降しばらく、鳥取県、香川県の県民対象の新たな予約の受け付けを停止すると発表している。茨城県は、「いば旅あんしん割」において、隣県の旅行者からの予約を 15 日から当面の間停止すると発表している。引き続き、しっかりした感染症対策が必要となる。