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京王プレリアホテル札幌、需要減の魚を活用したメニュー開発 食品ロス解消へ

京王プレリアホテル札幌は 2 月 1 日から、コロナ禍による需要減のため行き場を失い、冷凍された魚を活用したメニューを日替わりで提供する。食品ロス解消を目指す。

京王グループの株式会社京王プレリアホテル札幌(北海道札幌市)では、朝食を通じて食材の新しい一面をゲストに紹介する「『まだ知らない』北海道を朝食から」と題した年間プロジェクトに取り組んでおり、その第 5 段として、厚岸漁業協同組合とコラボレーション。
新型コロナウイルス感染症の影響により需要が減少したことで、行き場を失ってしまった「冷凍魚」を使用したオリジナルのメニューを 3 品開発する。 提供は 2 月 1 日から、朝食ブッフェにて日替わりで提供を開始する。

コロナにより出荷量が大幅に減少し、冷凍保存された魚をどう活用するかにおいて課題を抱えていた厚岸漁業協同組合。京王プレリアホテル札幌とホテル開業当初から繋がりがあり、今回のコラボレーションへとつながった。

同組合は、鮮度の高い海産物と瞬時に冷凍する高い冷凍技術を採用し、冷凍された魚でも、新鮮なものと変わらない品質を実現した。
京王プレリアホテル札幌はエスカルゴの殻に入った、香草バターをムニエルにかけて仕上げる「厚岸産黒ガレイエスカルゴバター」や、「厚岸スープ・ド・ポワソン」など、3 品を開発。ホテルは「冷凍魚」を活用したオリジナルのメニューを開発することで、美味しい料理の提供はもちろん、食品ロス解消にも繋げたい考え。

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