旅行・レジャー予約サイトのKlookが行った調査によると、回答者の45.7%がこの夏ボーナスを得る予定で、そのうち84.2%が旅行に出かける計画があるという結果であった。旅行を計画している人々の内、約6割近くが海外旅行を予定している。
（出典：Klook）
旅行予算はコロナ前と比べて上昇したと回答した人の割合は、国内旅行では31.3%だが、海外旅行では63.7%と大幅に増えている。その一方で、旅行先を選ぶポイントとしては「旅費や現地の物価」を重視する人が62.8%と最も多かった。
（出典：Klook）
旅行先でお金をかけたいことについては、国内では「ホテル」が1位、「食事」が2位、「アクティビティ」が3位となった。一方、海外では「食事」が1位、「ホテル」が2位、「買い物」が3位となった。
国内旅行先の人気は沖縄と北海道に集まり、海外旅行では1位が韓国で、次いでタイと台湾となった。海外旅行に行かない選択をした人の理由としては、「海外旅行は旅費が高いから」と「長期休暇が取れないから」が挙げられた。
以上の結果から、この夏、ボーナスを得た多くの人々が旅行に出かける予定で、その中でも海外旅行を計画している人々が多いことが明らかとなった。その一方で円安や物価高の影響もあり、旅行費用や物価への関心は高く、これが旅行先選びの重要なポイントとなっている。