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国際線エリア拡大:関西国際空港が4000万人収容を目指して大規模リニューアル

(出典:関西国際空港

2025年の大阪・関西万博を控え、関西国際空港では大規模なリニューアル工事が進行中である。この工事は、今年冬に飲食店や免税店のオープンを予定している国際線エリアを中心として行われている。その中心部には、高さ4メートル以上の柱に、日本の情景を映し出す映像が流れるスペースが設置されており、27の多彩な店舗が集結する予定である。

(出典:関西国際空港

関西国際空港は、1994年の開港当初から数えて、外国人観光客の増加に伴い、国際線の利用者が増え続けている。2025年の万博や統合型リゾート・IRの開業が予定されていることから、外国人客のさらなる増加が予想される。

この背景を踏まえ、空港は2年前から第1ターミナルのリニューアル工事を開始。その目的は、国内線エリアを国際線エリアに振り分け、面積を1.3倍に拡大し、国際線の収容能力をコロナ前の倍近くある4000万人にまで高めることにある。

工事の進行状況については、すでに7割が完了しているとのこと。このリニューアルは開港以来初めてのもので、関西の新たな玄関口としての完成が期待されている。

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