政府は都道府県内の旅行を支援する「県民割」について、4月1日から地域ブロックへ拡大していく方針を明らかにした。
割引対象を県単位からブロック単位へ拡大
県民割は地域観光支援事業を活用し、都道府県内の旅行を支援する「Go To トラベル」の都道府県版。県民が居住している県内の旅行をする際に、宿泊料金の割引や、県内の飲食店や観光施設などで使えるクーポン券を付与されるなどの、補助を受けられる。
政府は県民割を県単位から関東・東海・近畿などの8ブロックに拡大することを検討しており、県境をまたいだ地域ブロック割を展開する方針だ。
今月21日に、まん延防止等重点措置が全面解除を迎え、県民割を再開する県が増えている。さらに、割引対象が地域ブロックへ拡大されることで、観光・宿泊事業者を中心とした経済効果へ期待が高まる。
岸田首相はまん延防止等重点措置の終了後について、「今後しばらくは、平時への移行期間。つまり、最大限の軽快をしつつ、安全安心を確保しながら、可能な限り日常の生活を取り戻す期間」とした。具体的な方策としては、イベントや旅行、大人数の会合などで、ワクチン接種歴や抗原検査キットの活用を推奨していくとしている。
なお、全国的な旅行を支援する「Go To トラベルキャンペーン」については、「引き続き注意深く検討していく」としており、具体的な再開時期については明言を避けている。
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