香川県の池田知事は3日の定例記者会見にて、全国旅行支援終了後も離島への旅行費用助成など独自のキャンペーンを展開していく考えを示した。
全国旅行支援に代わる新たな宿泊助成も
現在、香川県では全国旅行支援「新うどん県泊まってかがわ割」を実施しているが、期限が2023年6月30日（金）までとなっており、予算が終了次第、順次終了していく。
池田知事はこれについて、「国内の観光客は全体の中で過半を占めるボリュームなうえ、ウィズコロナの時代で地域間の競争も激しくなっているため、次々と手を打ちたい」と述べ、全国旅行支援が終了する7月以降は、旅行会社を通じて離島へ旅行する際に旅行代金の一部を助成するなど独自のキャンペーンを展開する他、全国旅行支援に代わって新たに宿泊費を助成するなど、観光の振興に力を入れていく考えを明らかにした。
記者会見では観光について「国内旅行はある程度回復してきたと思うが、インバウンドの回復が十分でなく、全体的にコロナ禍から回復していない状況」と現状を述べ、そのうえで、新年度は高松空港の国際線のうち、運航が休止したままの上海線を早期に再開させること、新規路線の開拓を目指して海外からの観光客の増加を図っていく考えを示した。
■全国旅行支援「新うどん県かがわ割」概要
【期間】
2023年1月10日（火）～6月30日（金）（7月1日（土）チェックアウト分まで）
※GW期間（4月29日（土）宿泊分～5月7日（日）宿泊分）は対象外
【割引内容】
◯1人泊（1回）あたり旅行代金の20%を補助
（上限：交通付宿泊旅行5,000円/泊、それ以外（日帰り含む）3,000円/泊・日）
◯地域クーポン：1人泊（1回あたり）平日2,000円、休日1,000円
【利用条件】
ワクチン接種証明書（3回以上）または陰性の検査結果通知書の提示
【公式サイト】
https://new-kagawa-wari.com/
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