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仙台『秋保温泉 岩沼屋』が大江戸温泉物語に事業譲渡 営業再開は2020年11月を予定

仙台市太白区秋保温泉の老舗旅館「岩沼屋」を運営する岩沼屋ホテルが、大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社(以下「大江戸温泉物語」)に旅館の事業を譲渡することが明らかになった。売却額は不明。従業員の雇用は継続される見通し。

出典:岩沼屋

「岩沼屋」は、大江戸温泉物語にとって39ヵ所目の施設となる。東北エリアでは大崎市鳴子温泉の「幸雲閣」、宮城県松島町の「ホテル壮観」など宮城、福島両県で6施設を運営。「岩沼屋」の取得で、地元地域および東北エリアをはじめ、全国の顧客により一層喜ばれ、親しんでもらえる宿泊事業をさらに積極的に展開したい考え。

ホームページなどによると、岩沼屋は1625年創業、1952年に岩沼屋旅館として法人化し、1961年に岩沼屋ホテルに商号を変更した。人気テレビドラマ「西部警察」宮城編のロケ地で知られ、秋保温泉屈指の老舗として安定した人気を集めてきた。その一方、競争の激化に加え、1995年の新館建設などに伴う負債の返済が続き、大規模改修には財務体質の改善が必要だったとみられる。今年3月には、ホームページでリニューアル工事による長期休館、ポイントサービス廃止などを公表していた。

尚、営業再開は2020年11月を予定。

【施設概要】

【取得した会社概要】

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