アクトインディ株式会社が運営する、国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」にて、2023年年末年始のお出かけに関するユーザーアンケート調査が実施され、その結果が公開された。この調査は、12月4日から14日にかけて全国の「いこーよ」及び同アプリユーザーを対象にインターネットで行われ、294サンプルが集められた。
(画像出典:いこーよ総研)
調査結果によると、年末年始に帰省する人が多く、公園やショッピングといった近隣施設へのお出かけが人気であることが分かった。最も多かった回答は「帰省」で32%、次いで「公園・総合公園」が28%、「ショッピング」が26%と続いた。これは、レジャーよりも家族や親戚との時間を重視する傾向が反映されている。また、物価高や宿泊料金の上昇がお出かけ意欲に影響を与えていることも指摘された。
2023年夏休みの調査と比較すると、冬は「帰省」「観光名所」「温泉・スパ」「スキー場」が人気で、特に「温泉・スパ」や「スキー場」は冬ならではの選択肢である。しかし、夏に比べ「屋内施設」への関心が低いという興味深い結果も明らかになった。
2019年のゴールデンウィーク(GW)のデータとの比較では、今年の年末年始は「公園・総合公園」「ショッピング」「観光名所」がGWよりも人気が高かった。これは、レジャーよりも身近なお出かけを好む傾向が強まっていることを示唆している。
まとめとして、今年の年末年始のお出かけは「帰省」「公園・総合公園」「ショッピング」が主流で、家族でゆっくり過ごすことが目的の人が多かったことがわかる。また、物価の高騰や宿泊料金の上昇がお出かけ意欲に影響を与える一因である可能性が指摘された。夏の猛暑による屋内施設への需要増加と対照的に、この冬は屋内施設への関心が低下したことも注目される。アクトインディは、お出かけ市場の動向を引き続き注視していく方針である。
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