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折り鶴を再生紙に、広島ワシントンホテルが敬老の日に感謝を届ける取り組みを実施

広島ワシントンホテルは、敬老の日(2025年9月15日)に向けて、9月1日から12日まで「平和折り鶴再生はがき」を無料配布する館内イベントを実施した。配布は当ホテル公式インスタグラムのフォローとイベント投稿への「いいね!」が条件であり、4階ロビーの特設コーナーに筆記具を用意して来館者がその場でメッセージを書けるようにした。参加費は無料で、はがきは一人一枚までとし、フロントに持参した場合は切手代をホテルが負担した。祈りを込めた再生はがきで長寿への感謝を届ける企画である。

(出典:藤田観光株式会社

同ホテルは毎年、お客さまと従業員が千羽鶴を作成し、平和記念公園の「原爆の子の像」へ奉納してきた。広島市では国内外から奉納される約1,000万羽(約10トン)の折り鶴をリサイクルし再生紙として活用しており、今回配布したはがきはその取り組みによるものである。千羽鶴には「長寿」「病気回復」「平和」への祈りを込める意味があり、敬老の日に合わせて思いを形にする機会を提供した。

ホテルでは「平和折り鶴再生名刺」の活用や、地元農家と連携した規格外農産物を使う朝食提供など、SDGsに資する活動を進めている。本イベントを通じて、広島の象徴である折り鶴の新たな活用を広め、大切な人へ感謝を伝えるきっかけを創出した。広島ワシントンホテルは市中心部に位置し、JR広島駅からのアクセスが良好である。独立型バスルームを備え、ライブキッチンで作る「オタフクソース株式会社」直伝のお好み焼きや広島レモンのデザートを提供する朝食ビュッフェも好評である。

同ホテルは観光庁の「観光施設における心のバリアフリー認定制度」に認定されている。今後も地域社会や環境に配慮した活動を推進し、持続可能な未来の実現に貢献していくとしている。

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