星野リゾート(長野県軽井沢町)が 4 月 30 日、山口県下関市とリゾナーレ下関の開業(仮称)、また「あるかぽーと・唐戸」エリア全体の魅力向上への取り組身に向けて、「地域活性化に関する連携協定書」を締結した。
この協定書では、国内外 57 施設を運営する星野リゾートが、2025 年秋にあるかぽーと地区に開業予定である、地上 11 階約 190 室を備えた「リゾナーレ下関(仮称)」の運営、およびあるかぽーと・唐戸エリア全体の魅力を高めるために下関市と一体となり取り組むことを定めている。2022 年 5 月には、「あるかぽーと・唐戸エリアマスタープラン」策定業務を、下関市より受託する予定だ。
関門海峡や、行き交う船舶を間近に望むことができる絶好のロケーションであるあるかぽーと・唐戸エリアには、観光地として非常に高いポテンシャルがある。
星野リゾートは、「界 長門」が位置する、山口県長門市の長門湯本温泉街での「温泉地再生」の公民連携の取り組みが、2021 年に「土木学会デザイン賞2021」で、最優秀賞を受賞するなど、評価を受けている。またその他にも、これまで多数の施設で地域の魅力を掘り出し、活用してきた星野リゾートのノウハウを活かして、地元の住民や観光客にとって居心地よく、賑わいあふれるウォーターフロントの姿を提案する。