北海道は、道内で実施している観光支援事業「新しい旅のスタイル」の期間を当初予定していた4月30日から、5月31日までに延長すると発表した。
「新しい旅のスタイル」は、北海道を道北・道東・道央・道央2・道南・札幌市の6エリアに分け、在住者によるエリア内の旅行に対し、料金の最大半額を補助するというもの。
当初は4月30日に終了する予定だったが、札幌市を除く5エリア内では感染が抑えられているとして、5月末まで延長することが決定した。札幌については引き続き支援の対象外となる。
北海道は「新しい旅にスタイル」を実施するにあたり、国内最高レベルの感染対策をとると謳っている。支援の対象になるのは単独、または同居人との旅行のみ。宿泊事業者には部屋食の実施を推奨し、難しければ同居者ごとにテーブルを区切るよう求める。また宿泊客には、食事中や入浴中に会話をしない「黙食」「黙浴」の徹底が求められるほか、感染者との接触を知らせる通知システムへの登録が必要だ。
北海道では、昨年11月に感染者が増加し、札幌が「GoToトラベルキャンペーン」の支援対象から除外されたという過去がある。今回の「新しい旅のスタイル」における感染対策の徹底ぶりは、その教訓を活かした結果なのかもしれない。
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