HISは、10月26日、持分法適用関連会社ASIA-ATLANTIC-AIRLINES-CO., LTD.(AAA)が2018年10月末で事業を停止、同社に対する債権の回収が不可能と判断し、特別損失約18億円を計上。また、同社は連結子会社である豪州ホテル事業2社を減資し、特定子会社から除外。海外事業に関する措置を次々発表。
タイチャーター専門会社AAA営業停止に伴い、特別損失18億円
HISは、10月26日開催の取締役会において特別損失の計上について決議した旨、 発表した。
タイのチャーター専門会社のAAAが10月末をもって事業を停止する決定を受けたため、同社に対する債権の回収が不可能と判断し、特別損失約18億円を計上したもの。
豪州ホテル事業2社を減資、特定子会社から外れる
また、同社は同日10月26日に豪州の連結子会社である H.I.S. AUSTRALIA-HOLDINGS-PTY-LTD及びH.I.S.INVESTMENTS-PTY-LTDの有償減資を実施し、当該子会社2社を連結の範囲から除外することを決議した。
これに伴い、当該子会社2社は特定子会社から外れることとなった。当該子会社の所有する土地及び建物等を売却したことに伴うもの。
これにより、10月期第4四半期連結会計期間において、H.I.S. AUSTRALIA-HOLDINGS-PTY-LTD及びH.I.S.INVESTMENTS-PTY-LTDを有償減資することに伴い、同社は特別利益を約10億円計上する予定となった。
【当該子会社の概要】
出典:HIS
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