株式会社三井不動産ホテルマネジメントは、一般社団法人グループハッピースマイルとの協働により、国内外の全40施設において、七夕の風情を感じられる参加型チャリティイベント「HAPPY SMILE for TANABATA」を2025年6月21日から開催する。
本イベントでは、障がいのある方々が制作した短冊に来館者がそれぞれの願い事を記入し、館内に設置された笹に飾ることで、七夕を楽しむ体験の場を提供する。期間中、国内各施設にはチャリティーボックスが設置され、来館者からの募金は一般社団法人グループハッピースマイルへ寄付される。
イベントの実施期間は2025年6月21日から7月7日までであり、国内ではザ セレスティンホテルズ、三井ガーデンホテルズ、sequenceの計39施設、海外では台北のMitsui Garden Hotel 台北忠孝で開催される。なお、仙台・札幌にある三井ガーデンホテルズ3施設については、7月5日から8月8日の期間で実施される。
さらに今年は、明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部の前田ゼミおよび肖ゼミに所属する3年生から4年生の学生12名が、イベントサポーターとして参加する。学生たちは、障がい者施設での短冊制作を支援し、イベント当日は会場となるホテルで七夕イベントを盛り上げる。サポート活動は7月5日と6日の2日間にわたり、5日は三井ガーデンホテル銀座プレミア・銀座五丁目・銀座築地の3施設、6日は銀座プレミアの1施設が対象となる。
グループハッピースマイルは、障がいの有無にかかわらず、すべての人が笑顔になれる環境づくりを目指す一般社団法人である。障がいのある方々が製作した商品の流通支援や、一般市場で選ばれる品質の商品開発への助言・支援を行うほか、アート作品を社会に紹介し、販売の場を提供する活動も展開している。
三井不動産ホテルマネジメントは、「ガーデンのような豊かさと潤いのある滞在体験を提供したい」との想いから、「Stay in the Garden」をブランドタグラインに掲げ、国内外で三井ガーデンホテルズを34施設展開している。加えて、滞在そのものを目的としたデスティネーション型ホテル「ザ セレスティンホテルズ」を3施設、自分らしい時間の過ごし方を提案する次世代型ライフスタイルホテル「sequence」を3施設展開し、「感性豊かな顧客の五感を満たす」ホテルづくりを目指している。
三井不動産グループは、「共生・共存・共創によって新たな価値を創出する」ことを掲げた「&マーク」の理念のもと、社会的価値と経済的価値の両立を目指している。2024年4月には新たなグループ経営理念を策定し、「産業競争力への貢献」「環境との共生」「健やか・活力」「安全・安心」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コンプライアンス・ガバナンス」の6つをマテリアリティとして定め、これらの課題に本業を通じて取り組むことで、持続可能な社会の実現に寄与していく方針である。