株式会社八芳園が株式会社SQUEEZEとフードデリバリーにおいて共創する。SQUEEZE運営ホテルの客室で、八芳園が提供する料理を味わえるようになる。顧客の満足度を向上させる宿泊体験を「食」でプロデュースしていく。
DX 推進により宿泊業界のオペレーションの効率化を実現する一方で、「省人化ホテル＝宿泊特化型ホテル」のイメージを打破したい株式会社SQUEEZEが、顧客の満足度を向上させるべく、八芳園と共に「食」で魅力を創造する。両社の共創第１弾のメニューが提供されるのは、株式会社SQUEEZE運営のアパートメントホテル、Minn上野だ。山梨の未利用フルーツを利用して開発された、フードロス削減へと繋がる八芳園の「フルーティピッツァ」を客室で食べられるプランをスタートする。
総合プロデュース企業である八芳園は、新型コロナウイルスの感染拡大以降、サービス業界、ホテル、バンケット業界が直面してきたあらゆる課題に対し、オンラインと料理配送を組み合わせたイベントプロデュースやオンラインウエディングの提案、ミールキットの開発など、フードプロデュースによる課題解決に熱心に取り組んできた。 配送料理のフードプロデュース事業も、その取り組みの一つだ。
自宅や職場など、場所を選ばず安心、安全に八芳園の食事を楽しめるよう、料理の内容だけでなく、容器や配達後の調理方法など、あらゆる改良を重ねてきたと言う。
タクシー業者との協業やフードデリバリー 事業に参画することで、ホテルの食事やデザート、パンなどを販売している施設は現在増えてきたが、「まったく別のホテル」に届ける取り組みは珍しい。
両社の共創により、これからどのようなメニューが提供されるのか、楽しみにするゲストは多いだろう。