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群馬県、県民割とワクチンパスを導入

群馬県が、県独自のワクチンパスを導入し、新型コロナウイルスワクチン接種者に向けた県民旅行割引を行うと発表した。

山本一太群馬県知事 (公式ページより)

9 月 13 日、山本一太群馬県知事が会見で発表した。2 回目の新型コロナウイルスワクチン接種を終えた人に向けて、群馬県独自の群馬県版ワクチンパス(仮称)を導入し、県内旅行の宿泊代金を、5,000 円(一人当たり)割り引くキャンペーンを行う。宿泊代金だけでなく、国が実施する「 Go To イート」キャンペーンで、プレミアム割合を 30 %に引き上げる。

山本県知事は、群馬県では全国トップクラスのスピードで、ワクチン接種が進んでいるとして、いち早くワクチンパスを使った経済再生に向けた試みができると語った。

ワクチンパスは、現在友だち登録が50万人を突破した、LINE アカウント「群馬県デジタル窓口」を利用して、新型コロナワクチンの接種記録をスマホ上に表示するという形を考えているという。10 月上旬からの活用開始を想定。
LINE に不慣れな人向けに、紙の接種済証の利用可能にしていきたいとしている。

また会見では、新型コロナワクチンの接種が全国的に進むなか、アレルギーなどの事情により打てない人がいる点も指摘された。山本県知事はその点に関し、「打つことができない人に対する配慮も必要だ」とアドバイスを受けているとし、今後 PCR 検査や抗原検査などを組み合わせ、対応を考えていきたいと話した。

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