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福島県宿泊割引事業 対象を7県に拡大して期間延長 来年1月まで

福島県で実施されていた宿泊割引事業が、対象を東北6県・新潟県に拡大して来年1月まで継続実施されることが発表された。

新型コロナウイルスの感染拡大により打撃を受けた県内の観光需要を回復させるため、福島県では県民を対象に宿泊割引事業を実施していた。

事業の実施は10月末までを予定していたが、県はこの度、対象地域を東北6県と新潟県まで拡大し、来年1月まで期間延長することを決定した。

同事業は、福島県内の登録宿泊施設の利用に際し、1人1泊当たり5,000円を助成するというもの。

割引が適用されるためには、宿泊料金7,000円以上であり、連泊3連泊までであることが条件。なお、GoToトラベル含む他の支援制度との併用は不可。

10月15日から予約受付が開始され、大手予約サイトほか、県内の各旅行会社で割引プランが販売されている。

同事業のほか、福島県内の市町村でも独自の宿泊業者支援が実施中だ。

喜多方市では、市民を対象に宿泊料金の70%(最大7,000円)を支援する『泊まってみんべぇキャンペーン』が展開されている。こちらは来年1月18日まで実施。

また磐梯町では、町民を対象に1組4名まで、1人1泊当たり5,000円が補助される。期間は11月30日まで。

福島県内の新型コロナウイルス感染者は現在累計347名。首都圏に比べれば感染者数は安定傾向にあるが、10月以降で1日10人以上の陽性者が発生した日もあり、県は警戒を呼び掛けている。

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