26 日、霞ヶ関キャピタル株式会社（東京都千代田区）が、クラウド管理機能を備えた入退室管理システム『RemoteLOCK 8j-Q』を、自社ブランド「FAV HOTEL（ファブホテル）」の新築ホテルに標準仕様として採用することを決定したと発表した。
「FAV HOTEL」は、「Family、Friends、Freedom」の 3 つの F をテーマにした、洗練された空間をリーズナブルに楽しめるグループステイ向けのホテルブランドだ。4 人以上がゆったり滞在できるアパートメントホテルとして、主要観光都市を中心に全国各地で展開している。広い客室に家具や家電製品を備え、中長期滞在やワーケーションにも適した「暮すように泊まる」宿泊体験を提供することで、地域創生への貢献を目指す。
2022 年 7 月竣工予定の「FAV HOTEL函館：を皮切りに、今後開業する FAV HOTEL のドアロックとして RemoteLOCK 8j-Q を導入することで、QRコードによるチェックインや入室が可能になる。宿泊者の利便性や快適性を向上させ、フロント業務を効率化することで、ホテル業界のニュースタンダードを創造したいとしている。
RemoteLOCKは株式会社構造計画研究所（東京都中野区）が提供するスマートロックだ。鍵の発行、受け渡しをクラウド上で自動化することで、ホテルなどの宿泊施設のフロント業務の効率化や無人運営を可能にする。
スマホがルームキーとなれば、カードキーなどといったホテルの鍵の紛失も防げるなど、便利だ。QRコードによるスマートチェックイン、スマート入室はすでに4施設のFAV HOTEL（高松、高山、伊勢、熊本）で採用されており、その利便性から、宿泊者およびスタッフから高い評価を受けているという。