渋谷エクセルホテル東急（東京都渋谷区道玄坂１丁目）に、期間限定で東急電鉄シミュレーター装置付きコンセプトルームが登場する。
新型コロナウイルス感染症の感染状況の拡大より鉄道イベントや遠方への鉄道の旅が控えられているなか、鉄道ファンに嬉しいニュースが飛び込んできた。渋谷エクセルホテル東急が渋谷を拠点とする東急電鉄タイアップし、電車の旅を疑似体験できるホテルステイを提供する。東急電鉄コンセプトルーム宿泊プランは１９日より販売されており、来年３月３１日までの予定。また「トレインシミュレータールーム」には、東急電鉄 渋谷駅の協力により「渋谷駅駅長体験」（土曜日、子供限定）の特典も用意されている。駅長体験の利用は、５歳から小学６年生までとなっており、客室で制服に着替えたあと渋谷駅まで出勤でき、統括駅長室にてブリーフィングに参加できるほか、東横線ホームにて旗振りおよび出発合図、改札にて窓口案内、東急線キャラクター「のるるん」との写真撮影など、新型コロナウイルス感染症の影響で遠出を控えている子供にとって、電車の旅を楽しめる内容となっている。
夕食にはホテルシェフが考案した、渋谷と東京の地元食材を使った駅弁風２段重「しぶべん」を部屋で楽しむことができ、電車の旅気分を味わうことができるようになっている。
また、こちらの宿泊プランに利用した宿泊者全員に宿泊記念として昔懐かしいオリジナル硬券がプレゼントされるほか、東急車両中古部品（車両番号札・型式板・改札鋏）の販売も行われるため、電車ファンには嬉しい内容となっている。