大和ハウスグループの一員である大和ハウスリアルティマネジメント株式会社は、2023年8月25日に公益財団法人 日本環境協会エコマーク事務局より、ダイワロイネットホテルズの10ヶ所のホテルに対して「ホテル・旅館Version2.2」のエコマーク商品類型No.503の認定を取得した。この認定は、照明の導入や節水トイレの設置などの省エネ活動や、脱プラスチックの取り組みなど、環境への取り組みを評価する制度である。
エコマークは、生産から廃棄にかけてのライフサイクル全体での環境負荷を評価し、環境保全に貢献する商品に与えられる国内唯一の第三者認証の環境ラベルである。「ホテル・旅館」の評価カテゴリーは6つあり、お客様とのエコ活動やエコな備品・設備の利用、ごみの削減、省エネ、節水、エコな施設運営などが含まれる。
大和ハウスリアルティマネジメントの独自の取り組みとして、おもてなしやホテル運営に関する配慮が評価されている。これには、環境活動に関するアンケートの実施やバイオマスマーク認定品を使用したアメニティ、さらにRE100への加盟や従業員への「eco検定」の推進などが含まれる。
大和ハウスリアルティマネジメントは、不動産とホテルの2つの事業を展開している。不動産事業では、土地オーナーやテナント、投資家にソリューションを提供し、ホテル事業では「ダイワロイネットホテルズ」を国内外で運営している。今後も同社は、環境保全の取り組みを強化し、2025年3月末までに国内の全ホテルでエコマーク認定を目指す所存である。
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